ブルーインパルスの富山飛行とメディア報道について書きました。

「エンターテインメント化する自衛隊広報戦略とブルーインパルス報道」という記事をジャーナリズムを考える市民連絡会とやまのニュースレター(15号)に書かせていただきました。 同団体のサイトには載ってないようなのでこちらでお知らせします。 ■ 追記:5…

高岡「市民の歌」に関する高岡市議会議員アンケート結果についての考察

以前、「高岡市民の歌」の性差別性について問題提起したシャキット富山35が高岡市議会議員全員に、アンケートをとりその結果を集約している(高岡市議会議員への「男女平等推進に関するアンケート」結果集約一覧表、2019年6月、末尾に添付)。 以下は、シ…

「共犯者たち」、富山でも上映予定

以下はお知らせです。 >昨年暮れから東京で封切りされ、評判を呼んだ、韓国の保守政権下の言論弾圧とそれを抗ったジャーナリストの記録を作品化した、ドキュメンタリー映画「共犯者たち」を来週8日にサンシップとやまで初上映します。わずか8日(土)2回…

シャキット富山35集会「524万円もかけた「高岡市民の歌」またまた公募?」で思ったこと

昨日、シャキット富山35の集会「524万円もかけた「高岡市民の歌」またまた公募?」で問題提起をさせていただいた。私の提起はさておいて、フリートークに参加して気づいたこと、その後少し調べて思ったことをとりあえず2点だけ、報告がてらメモってお…

「ふぇみん」に、「本当に、「富山は日本のスウェーデン」?」寄稿しました。

「ふぇみん2019年3月15日号より https://www.jca.apc.org/femin/」

『富山は日本のスウェーデン』(井手英策著・集英社新書)への異論をいう集会の記事

女性の地位向上など 学習会で問題を提起 「日本のスウェーデン」に異論 >同書では、出生率や女性労働力率が高いことから北陸と北欧の類似を指摘する。しかし、県内では女性の就業率が高くても管理職の割合は低く、家事負担率も高いことから、女性の地位の低…

「富山は日本のスウェーデンか?」集会がニュースに

昨日、富山市で開催した「富山は日本のスウェーデンか? 暮らし⇔政策を考える!」には、たくさんの方にご参加、ご発言をいただき、感謝しております。 報告などアップしていきたいと準備していますが、まずは北日本放送さんがニュースにしてくださってますの…

家族を称える井手英策氏議論に見る危うさ

本誌(『週刊金曜日』)12月14日号に慶応大学教授井手英策氏の著書『富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国』に疑問を提示する「富山県民座談会」が掲載され、私も参加した。その主張に対する井手氏の反論インタビューも同時に載った。ここでは井手氏の…

「富山は日本のスウェーデンか?」集会のお知らせ

久しぶりのポストです。2月17日に下記のような集会を開催します。 『富山は日本のスウェーデン』(井手英策、集英社新書)という富山をスウェーデンに喩える本が刊行されています。これに「とんでもない!」と大変迷惑している富山県の市民が集まって問題…

女性のレッドアクションとやま、明日です。

女性のレッドアクションとやまは、明日2月19日12時半より富山駅前 CIC前の広場で行います。みなさま、お気軽にご参加ください。共謀罪に関する金田法務大臣の迷走する答弁、稲田防衛大臣の南スーダンの自衛隊に関する答弁のひどさや、稲田大臣の罷免問題に…

官製婚活の記事を書きました

このところ、国や自治体が結婚支援をするいわゆる「官製婚活」について記事を書いたり、コメントをしたりということが続いています。 まず、発端は、12月7日、ネットメディアのmessyに、「国家プロジェクトと化した「婚活」 莫大な税金投入は誰のため?」と…

安保法案廃案を求めて、女性グループ、レッドカードを郵送

KNB 北日本放送で、タイトルのようなニュースとなり、女性のレッドアクションとやまの「レッドカード」を集めて国会議員に意見を届ける活動が紹介されました。サイトにあがっています。 ただし、主な意見として、「自民党さん、見損なった、次の選挙では入れ…

女性のレッドアクションとやま 第三弾のお知らせ

女性のレッドアクションとやま第三弾は、8月29日土曜 11時より富山駅前 CIC前の広場で行います。 みなさま赤い物を身につけて、お気軽にご参加ください。男性の方、初めての方、大歓迎です。

戦争を許さない女のレッドアクションとやま第二弾 7月25日

戦争を許さない女のレッドアクションとやま、第二弾を、7月25日午前11時から富山駅前CIC前広場で行います。なにか赤いものを身につけてアピールします。お友達に声かけあってご参加ください。 手作りのプラカードをもってきてください。また、富山県選出の国…

奥野達夫さんのこと

少し日がたったが、奥野達夫さんが亡くなられたということをテレビのニュースで知って、びっくりした。 奥野さんは、南砺市立福光美術館の館長であり、もろもろ社会に貢献されてきた方だ。南砺市のお生まれで、私が生まれたところのほんの対岸の地のご出身だ…

「ありがとう」か、「ごめんなさい」かの違いーー日独の戦争への反省の仕方

元北陸大学教授・田村光彰さんの「戦争の犠牲者とは誰か」(『北陸中日新聞』2015年3月6日)は、ドイツのワイゼッカー元大統領を悼む寄稿である。 田村さんは、国家が靖国神社において英霊に「ありがとう」と感謝をする日本と、「犠牲者とは誰か」を心に刻む…

アンドルー王子報道のsex slave を「性的関係」と訳した日本のメディアの人権意識

この記事を読んで、今回のアンドルー王子の売春騒動に関するニュースの英語版と日本語報道のギャップに感じてきた違和感の原因がわかった。そして、同時に、日本軍「慰安婦」問題に対する、国際社会の反応と日本国内の反応のギャップもさもありなんと納得で…

朝日新聞の第三者委員会報告から欠落している「女性の人権」

一度ツイートしたことを羅列したにすぎませんが、朝日の第三者委員会報告をぱらぱら見ていて思ったことを書き留めておきます(リンクだけつけました)。 10月9日に「「「朝日新聞の慰安婦報道について検証する第三者委員会」についての研究者・弁護士の要…

北陸中日新聞・文化面の寄稿記事とコリアプロジェクト@富山10/18での松浦晴芳さんの講座

北陸中日新聞【論壇】問われる社会のかたち 排外主義運動北陸でもという寄稿記事が掲載されました。中日新聞のサイトにもあがっており、ちょっとびっくりしました。 8月23日にコリアプロジェクト@富山で話した「ヘイトスピーチと排外主義運動」という報告を…

佐藤卓己氏から落ちている、政治権力の報道介入という視点

朝日新聞叩きに際し、安倍首相をはじめとする政治権力が「慰安婦問題の誤報によって多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられたことは事実」とし、「“安倍政権打倒が朝日新聞の社是だ”と名指しで批判」などと朝日新聞を名指しで批判したり、その…

慰安婦問題、ピンチをチャンスに変えよう!

朝日新聞が8月5日「慰安婦問題を考える」特集で、過去の吉田清治証言に基づく記事を取消して以降のメディアの朝日新聞叩きは異常である。産経新聞は、ずっと慰安婦問題で論陣を張ってきているからまあそうだろうと思うが、これまで慰安婦問題にそう熱心でな…

自民党議員らが今国会に提出している「女性活躍」法案とは?

今国会に、ある法律案が提出されている。「女性が活躍できる社会環境の整備の総合的かつ集中的な推進に関する法律案」という、自民、公明の男性議員が中心になって策定し、提出されている法律案である。重要法案が続々審議されている最中なので目立たず、話…

北陸電力に脱原発の株主提案が出た

北陸電力から、株主総会のご案内が届いた。表に赤字で「株主総会にご出席いただけない場合は、同封の議決権行使書のご送付またはインターネットによる議決行使権をお願いします」とわざわざ目立つように書かれていた。それで、あれどうしたの?と思ってあけ…

全国の九電力会社に、株主提案が出そろった

北陸電力の脱原発提案をお知らせしましたが、昨年一社だけ足並みが揃わなかった北陸電力にも提案を出したことにより、今年は、電力会社九社が揃って株主提案を出せたということのようだ(但し、電源開発を除く)。以下、会社のウェブサイトに掲載された株主…

遅まきながら、男女共同参画センターの非常勤問題

富山はちょうど桜が咲いています。あっという間に新学期となりました。 去る3月29日、中日新聞/北陸中日新聞/東京新聞で「<はたらく>「女性の自立」空回り 各地の男女共同参画センター」という記事が出ました。高岡支局長の沢井秀和さんの記事です。「国や…

中日新聞の「この人」でとりあげられました。

4月5日の中日新聞「この人」で斉藤が取りあげられました。共著『社会運動の戸惑い――フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』で男女共同参画が啓発にとどまっていること、共同参画に批判的な人たちが推進活動に参加できるほどその内容があいまいな…

よへさの枝垂れ桜2013

恒例の向富士子さん宅「よへさ」での枝垂れ桜をめでるイベントが、4月13-15日と4月19-22日と2週連続で開かれることになりました。 下記は、そのお知らせです。 五嶋直子さんの藍九谷はじめ、金屋町前掛け屋(新保ハウス)の前掛け、手作り家具GOY工房の小物…

「性的指向」を明文化した条例が制定されていた!

新しい年、最初の記事です。今年もよろしくお願いします。 昨年12月、関西学院大での『社会運動の戸惑い』読書会に参加したおかげで、「性的指向」を明文化した男女平等参画条例が泉南市で制定されていることがわかりました。金明秀さん、山田真裕さん、先端…

『社会運動の戸惑い』本と富山の男女共同参画政策

『社会運動の戸惑い――フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』は、富山県立図書館、高岡市中央図書館、富山大学付属図書館(中央図書館)にも入り、富山県内でも手に取ることができるようになりました。 富山県内の書店でも、富山大生協、文苑堂福…

『社会運動の戸惑い』読書会@関西学院大学(12月16日)

関西学院大学の金明秀さんと山田真裕さんがご尽力くださり、12月16日関西学院大学にて、『社会運動の戸惑い』読書会のイベントを開いていただく運びとなりました。 ちょうど山口智美さんが日本に調査に来られる予定なので、山口さんと私も著者サイドで参加さ…