2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中村桃子さん山川菊栄賞を受賞!

今日午後、女性と仕事の未来館で開催された今年度の山川菊栄賞(第27回)贈呈式に参加してきました。わたしが尊敬している中村桃子さんの『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房に、山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(通称山川菊栄賞)が贈呈されました…

中村桃子さん山川菊栄賞を受賞!

フェミニストの定義とは?

前エントリーで「フェミニズムの衰退」というタイトルで地元の女性団体のことを書いたら地元のあるグループ内MLで記事を読んだ方から、「フェミニスト」ってだれのこと?という問題提起がされた。年齢的にはかなり高めの地元女性団体の女性たちはご自分の…

フェミニズムの衰退

昨日、高岡女性の会連絡会の新年拡大委員会に出席してきた。1989(平成元)年に、26団体が加入して設立された団体である。連絡会という名称であるが、一般によくあるような行政が主導して作った連絡会組織とは異なり、自主的に作られた団体ということだ。設…

ジェンダーフリーからジェンダーバイアスへ、いつか来た道?

山口智美さんがアウェア「デートDV」ビデオの危うさというエントリーで、アウェア(山口のり子代表)のデートDV講座のビデオを見てそこで伝えられている内容に疑問を呈しておられる。すべての道はローマにつながるじゃないけど、DVはすべてジェンダー・バイ…

今年のブログ活動の行方はいかに

前エントリーにはたくさんの端蕪(?)と☆をいただきありがとうございました。これを励みとしつつ、課題も指摘していただきましたので、つらつらと考えながら書き続けていきたいと思います。さて、今日は日頃のブログ活動のオフ会のようなものに参加します。…

『女の品格』『おひとりさまの老後』から思うフェミニズムの行方

坂東眞理子さんの『女性の品格』、『親の品格』、それに上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』などフェミニストにより執筆された本がベストセラーの上位に食い込んでいる。お二人は自他共に認めるフェミニストである。そのお二人の本がベストセラーになっ…

クリントンの「涙」報道とジェンダー問題(2)

昨日のエントリーにはいろいろコメントいただき、ありがとうございました。アメリカではニューハンプシャー・サプライズの分析記事がいろいろ出ているが、その中で、Women’s Support for Clinton Rises in Wake of Perceived Sexismという記事に注目した。こ…

クリントンの「涙」報道とジェンダー問題

今年はメディアとジェンダーを取り上げるといった手前、このテーマを見過ごすわけには参りません(笑)。かつては、女性政治家の涙は「やっぱり女は感情的で涙もろいから政治の世界には向かない」というネガティブなトーンで報道され、女性政治家には不利な…

福光と棟方志功

今日は、南砺市福光に、棟方志功ゆかりの愛染苑(あいぜんえん。棟方志功記念館)と志功の住まいだった鯉雨画斎(りうがさい)、それに青花堂(しょうげどう)を訪ねた(写真は青花堂の入り口)。前に訪ねたら休館日で、整理に来ておられた河南洋美さんから…

福光と棟方志功

今年こそ、タイトル通り(笑)

新しい年に入りました。今年こそ、タイトル通り「ジェンダーとメディア」をぼちぼち頑張りたいなーと新年にあたって思っています。 1989年からスタートしたメディアとジェンダーの取り組みが2008年で20周年を迎えます。20年前、新聞報道の性差別表現を言…