*国土交通省とイラスト

discour2004-10-16

  • 今日、高岡女性の会連絡会の「2004女性とまちづくり地域会議ーみちみらい〜女性とまちづくり地域会議」(於:高岡文化ホール)に参加してきた。

 13:40-14:40 基調講演「道を活かし、道を育てる」 
     国土国通称富山河川国道事務所副所長 蚊爪(かがつめ)利之さん
 14:50-15:55 パネルディスカッション「みちから考えるまちづくり」
     野本幸さん(NPO 女性みちみらい上越理事長)
     松井慶子さん(高岡市PTA連絡協議会幹事)
     山下清子さん(高岡女性の会連絡会副会長)
     

  • 基調講演で国土国通称富山河川国道事務所の蚊爪さんが「女性」に期待することを話された。そこで示された「女性」像の一つがこのイラストだ。行政は真ん中で、名前も写真も付けた個人としてどんと立つ。ネクタイを絞めた職業人らしい男性と顔にしわを寄せたふつうのおばちゃんっぽいのが「女性」像だ。これだと、「行政が”協働”でみちを守り育てていくことが重要」と説明されても「お金がなくなったから女性をただで使おう」っていう魂胆だなとすぐに見破られてしまうぞ。
  • 実際、この会合は、200人以上の参加があったが、質疑応答は、「年がら年中、道路工事ばかりだ。特に、雪が降っている冬に工事が集中するのはどうしてか」「地下横断歩道を作ることに反対だ。私は80歳だが、先日地下横断歩道で痴漢にあった」などと国土交通省へのきびし〜〜い批判がてんこ盛りだった。
  • 1時間の講演が単に、国土交通省のPRに終始したことに加え、このイラストも「ただで使いたい女たち」という魂胆がみえみえだったこと、それをパワーポイントで次々と隠しもせずに出していくものだから、女性たちの怒りに火を付けたに違いない。
  • 終わってから、控え室に伺って、なぜこのイラストがだめなのか、蚊爪さんにお話をしてきた。最後にはわかってもらえたようなので、次からはこんなことはないと思うが、「母モニ」というお母さんモニターなども利用しているみたいで、そっちのほうの表現も業者に任せているので帰って見直してみたいとおっしゃっていた。内閣府が「男女共同参画の視点からの公的広報の手引き」を出していることも教えてあげた。しかし、国土交通省なんて一番問題ありそうなのに、やっぱりというか、ご存じなかった。これじゃあ困る。
  • ただでさえ忙しい女性たちを集めて、「安く(ただで)利用したい」という国土交通省の男社会ぶりには呆れた。国土交通省にも女性がいるというお話だったので、では地域の「女性」にはことさら何を期待するのですか、という質問をしてみたが、あまりよくわからなかった・・。主催者さんにも今度からは事前にもう少し企画を詰めてもらえるようにお願いしたい。