*母子手帳にドラえもん:高岡市/三井マリ子さん裁判集会

  • ドラえもん」を母子手帳のイメージキャラクターにするって、高岡市もやったね。藤子プロが現在、母子手帳用と市広報用のデザインにとりかかっているということです。広報用は4パターンあるということですが、私は母子手帳ドラえもんデザインを起用した点を買っている。母子手帳って、あまりにも「お母さん」イメージをまき散らすから圧迫感あったんだけど、それがドラえもんとなれば、なんか楽しい感じに「変身」できるから。
  • 橘慶一郎市長が、昨年高岡市美術館で開催された「ドラえもん展」のお礼に藤子プロを訪れ、キャラクターの使用を申し入れたところ、新たなデザインにとりかかっていると報道されている。(北日本新聞、2月22日26面)

 渡辺聖子さんの記事がアップされている。「まちのイメージ向上 ドラえもんにお願い」だって。やっぱ、渡辺さんの感性が伝わる記事になっているなあ〜。渡辺さん、もうすぐ転勤とはほんとに残念!!
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  • ドラえもんと並べるのもどうなのかわかりませんが、今日は高岡男女平等推進センターに三井マリ子さんが来られる日。豊中市男女共同参画センター館長雇い止め裁判についての報告と応援のための集会です。この裁判については、以下の雇い止め裁判に関するHPとブログを参照下さい。

         http://fightback.fem.jp/
         http://fightback.exblog.jp/

  • 私は、女性の均等待遇を求める運動としてこの裁判に期待している。非正規雇用の問題にくさびを打ち込む契機としたいと思っている。女性センターは本当は、均等待遇を求める運動の拠点たるべきなのに、実際は女性が多く働く場であることもあって非正規雇用の悪しき巣になっている。全くよくないことを正当化する場ともとれかねない状況にある。高岡の男女平等推進センターだってそう。非正規雇用(非常勤)の女性たちが実際に物事を動かしている、これってゆゆしき問題です。それだからか、全国の女性センターで非正規雇用の問題や、均等待遇への動きはとっても弱い。
  • 三井さんが勇気を奮って立ち上がって裁判起こされたのだから、これを女性センターでの非正規雇用の問題を直視し、均等待遇へと変えるチャンスへとつなげる運動と位置づけたい。
  • 女性センターが非正規雇用の巣であることについては、『女性センターで働く人たちは??非常勤職員が支える女性センター』(ぐるーぷ・わいわい)という、女性センター非常勤職員労働実態調査をまとめた報告があります。-2004年3月31日発行。問い合わせは、電話 06-6855-3746(FAX共。フリーク内)へ。一冊700円です。
  • 同じ女性センターで同様の仕事(同一価値労働)をしていて、給与が一方は200万(上記調査)、一方は600万〜800万(高岡市職員平均給与660万)じゃ、志気に影響しますよね。この状況をもっと広く知ってほしいと思う。どこの業界だって同様の構造が見られるはず。他人事じゃないと思う。