「日本は、美しい。」

日曜日(26日)のわが北日本新聞に「日本は、美しい」という見開き2面を全面使った広告が掲載されていた。何を伝えるためにこんな大きな広告を打ったのかなとフシギだった。真ん中にどーんと「日本は美しい」というフレーズが入りその回りを春夏秋冬のイメージ沿う円形の色見本(みたいの)で取り囲んであるものだ。これって一体何をいいたのかわからない。日本は美しい、日本を愛しましょう、ついでに「美しい、日本」とのたまう安倍さんも愛しましょうっていうのかなと思ってみたり・・サブリミナル効果? 


「四季折々に変化に富んだ表情を見せてくれる日本の風土。その季節のうつろいゆく彩りを感性豊かにとらえ、婦来るから人々は歌を詠み、文に託し、身にまとい、色名を冠してきました。こうして悠久の歳月をかけて培われてきた日本の伝統的な彩り。あなたは、そんな日本の伝統色をいくつ知っているでしょうか。」


DAIKOの企画のようだ。安倍応援団といわれるどこかの広告代理店が企画したのかなと思ったくらいだが、安倍首相とはどうなのかなと思われるトナミ運輸(ワタヌキ氏のところね)の名も目立つ箇所に入っている。膨大な広告予算を払った45社は何をそこに期待しているのだろう。色のことだけで45社が広告打つか?(1社いくらくらいだろう?)ともかく、メッセージもはっきりしない広告でもしっかりとお金が入ってくる北日本新聞社にとっては笑いが止まらない広告ではあるなあ。


しかし、最近「美しい、日本」「日本は、美しい。」などというフレーズが増殖しすぎていないか?http://d.hatena.ne.jp/debyu-bo/20061114/1163515439も参照。その裏で美しくないことがおきているから、フレーズだけ粉飾しているように思えてならない。教育基本法しかり、共謀罪しかり。