TVキー局社員と制作会社スタッフ・・「あるある」ねつ造で思うこと

ちょっと気分一新。色変えてみました。ところで、フジテレビの生活情報番組「発掘!あるある大事典2」のデータ「ねつ造」が発覚した。あれほど納豆が長く店頭から消えてしまったのは初めてではないかと思っていたらこれだ。だいたい一つの食品だけで痩せられたり、病気がなおったりすること自体ありえない話しなんだけどね。納豆データねつ造 また同じこと起きる…

民放各局の番組制作は年々、下請け依存の割合が高まっており、関係者は「今は九割ぐらい」と分析する。澤田会長は「(待遇に恵まれず、仕事がきつい)制作会社志望の若者が減っている時代。質が下がっているならば、再教育しないといけない。制作サイドは緊張感を持ち、番組は視聴者の信頼で成り立っていることを忘れてはならない」と語った。


しかし、この記事のように、その責任を製作会社のせいにしてしまうのはどうだろう? 実際に番組をつくっているのは確かに、制作会社だ。しかし、番組をスポンサーに売って商売しているだけのTVキー局の社員が依然として終身雇用、年功序列で見事な賃金を手にしているのに対し、実際に番組をつくる制作会社のスタッフはまことに低賃金でこき使われている現実がある。テレビ局は日本一の高給取り・・・など参照すると、東京キー局では40歳で1500万に対し、制作会社スタッフは300万だという。この300万は実労どれくらいでしょうね。休みもなさそうだし、、。この賃金格差を放置したままで、番組制作会社スタッフの再教育で解決できると思うのはあまりにもお笑いぐさだ。どこか活字メディアでいいから、テレビ制作の裏側、特にテレビつくっているのはテレビ局の社員じゃないっていう内幕を書いたらいいのに。テレビ見ている人たちに本当のことを伝えるのにいいチャンスだぞ。