[性]浜野佐知監督の『百合祭』をみた。

地震のあとだったのだけど、『百合祭』をみる予定は実行しました。数人でビデオをみて、そのあと感想を語り合いました。浜野監督にしては、セクシュアリティへのつっこみかわいかったね(もちょっと突っ込んでくれてもよかったのに、ちょっと物足りなかった・・)という感想も・・。吉行和子演じる主人公が最後は女の友人とレズビアン関係になることが示唆されている。それはいいけど、その過程が丁寧に描かれていないのでちょっと唐突に感じられたような気もした。また、ミッキーカーチス演じる三好さんという男性一人がモテモテでそれを女たちが取り巻くのは、なんか既存の男性中心の文化そのものであるのが納得いかないという意見もありました。確かにそうだよねー、と思った。また、そのシーンで白雪姫と7人の小人たちを象徴的に何度も出していたのはどういう意味だったのだろうという感想もでていました。浜野監督はそれにどういった意味を持たせていたのだろうか、、と。それと、これを男性がみたらどういう感想をもつか聞いてみたいねという意見も。まあ、いろいろ話し合うのが楽しい映画であったことは確かでした。見られた方、よかったら感想教えてくださいね。