[メディア]住民ディレクター

地震はいまだ余震が続いています。雨も降り門前や輪島の被災地の方は厳しい日常だろうなと思います。
今日はしばらくブログとごぶさたしていた間のことを少し書きます。少し前に、黒岩亜純氏(TBS筑紫哲也ニュース23ニュースデスク:金曜日編集長)による「住民制作!ふるさとテレビ「伝えたいことをカタチにする方法」という勉強会が3月18日冨山大学五福キャンパス内の映像実習室であり、参加してきました。わたしの今年の夢「100のリスト」の中に「住民ディレクターになってビデオ制作したものが番組で放映される」ってのがあります(100も夢はないんですが、、)。で現在、第一作目に取組中なのです。高岡の金屋町を題材としているのですが、わたしが作るのだからやはりというか女性を主人公にしています。まずは制作にあたっての勉強会に参加したというわけです。チューリップテレビ服部寿人さんによる勉強会の呼びかけ文は以下のとおり。

「住民制作!ふるさとテレビ「伝えたいことをカタチにする方法」
講師:黒岩亜純氏(TBS筑紫哲也ニュース23 ニュースデスク)
日時:3月18日 場所:冨山大学五福キャンパス内の映像実習室
“市民、住民が自分のこと、地域のことをハンディカムで自ら撮って、創って発信する”
テレビ局の論理で作らない番組が「住民制作ふるさとテレビ」です。これまで2回の番組を放送しました。
私たちの活動は、映像の上手下手は問題でありません。ハンディカムは押せば映りますし、リポートも思ったことをそのまましゃべることで伝わります。出来栄えよりも、完成するまでのプロセスを大切にしています。
そうは言っても参加した住民の方々が最初に悩むのが「伝えたいことをどのように整理し、形にすればよいか?」です。そこで、今回の勉強会では、「テーマをカタチにする方法」について考えてみようと思います。講師は、「ニュース23」デスクの黒岩亜純さんです。黒岩さんは、プライベートな時間を使って、東京の学生や市民メディアの方々をサポートする活動をされています。ニュースデスクと言っても怖い人ではありません。服部の友達ですのでいつもの乗りで大丈夫です。気軽に参加してください。当日は、ハンディカムや編集機を使って、ちょっとした実践的なメニューも予定していますのでお楽しみに。

当日は、「富山大学不都合な真実」という題で学内でみつけた「不都合な真実」を各チームが取材し撮影するという即席レポートをやりました。学生さんは学内に入り込んでトイレの問題などをレポートされたし、社会人は禁止されている駐輪が野放しになっていることや毎年卒業生が自転車を乗り捨てていっていること、リサイクルが謳われているわりにはゴミが散乱していることなどのレポートが映像ですから楽しく撮られていました。わたしたちは、富山大学で学生の新たな活動が禁止されることになったということを取りあげ、自治会の立て看板などを撮影し、勇んで学生さんのインタビュー取材に臨みました。(なお、冨山大学のこの方針については、sumiyakistブログ参照のこと)しかし、すでにサークル活動はいっぱいあるのでこれ以上は必要と思わない、大学の新たな方針は「学生にとっては不都合ではない」っていうインタビューしかとれませんでした 。ああ・・

講師の黒岩亜純さんにはわたしのハンディカムにサインをしてもらい、わたしのビデオ制作がうまくいくようにお守りとさせていただくことに。マジックのサインが消える頃にはわたしの腕も上がっているはずということになればいいなあ。今年はいろいろと撮っていく予定にしています。題材提供も歓迎します。