男女平等施策に対して及び腰か、橘高岡市長
高岡市の男女平等政策の見直しは?で書いたことだが、男女平等推進プランで数値目標をあげている数少ない領域である「審議会等の女性委員の比率」ならびに「行政委員会における女性委員比率」が平成17年度末の達成目標値に達していない。北日本新聞によると、このことが昨日の高岡市議会で質問され問題になっていたようだ。質問したのは、尾崎憲子議員(新市民クラブ)である。
■審議会等の女性委員の比率の目標値は30.0%(平成17年度末)
・・・実際の登用状況 平成18年 839人中205人で女性委員比率は24.4%(うち旧高岡市が28.5%)
■行政委員会における女性委員比率の目標値は20.0%(平成17年度末)
・・・ 実際の登用状況 平成18年 50人中9人 18.0%(旧高岡市34.6%)
市長答弁は、「委員会・審議会の女性委員は30%が目標だったが24.4%、行政委員会は目標20%に対して18%にとどまった。角界各層から人材発掘と登用に努める」だったようだ(これも北日本新聞6月14日2面)。
しかし、高岡市男女平等・共同参画課には男女平等センター職員4名のほかに、男女平等・共同参画だけに専念されている市職員が課長以下4名もおられるのに、しかるべき委員も探せないのだろうか。
佐藤前市長時代には、数値目標に達しないことは確か一度もなくむしろ上回る勢いだったのに、橘市長に変わってからというものこのような低成長になってしまった。いったいだれの責任なのだろうか。市長自身の消極性なのか、あるいはどこかにネックがあるのか・・。これくらいの数値目標が達成できなくてどうする、高岡市さん。