道路特定財源富山がらみのネタと北日本新聞「来社」欄

atさんがが「道路整備以外に使用されている」ことについて書かれていた。今朝の「みのもんたの朝ズバッ」で富山がらみのひどい事例が報告されていた。

国土交通省のサイトによれば、道路特定財源とは以下のごとく、道路整備のための財源と紹介されている。

Q : 道路特定財源とはどのようなものですか?
A : 道路特定財源は、道路の整備とその安定的な財源の確保のために創設されたものであり、受益者負担の考え方に基づき、自動車利用者の方々に利用に応じて道路整備のための財源を負担していただいている制度です。


道路特定財源諸税は、燃料の消費、自動車の取得・保有に着目して自動車利用者に適正な税負担を求めているものです。

しかし、それが道路整備以外の用途、なんと国土交通省の役人が富山でアパートを借りる際の家賃補助にばけているというのだ。富山市内での借り上げアパート52,000円のうち、本人が10,200円を払い、残り41,8,00円を道路特定財源から賄っていたのだという(数字はたぶんこんな感じ)。しかも、月ごとの家賃だけでなく、他の経費208,000円も道路特定財源から支払っていたと紹介していた。ちなみに、国交省富山のサイトはここ

これで思い出したが、以前国交省の役人の方にしたクレーム、役人本意主義や女性を利用していることについてはここここなどで書いてます。


他に探したら、「道路財源で宿舎建設・国交省、07年度25億円」という日経の記事があった。

国土交通省の峰久幸義事務次官は24日の記者会見で、揮発油税など道路特定財源のうち、約25億円を2007年度に職員宿舎の建設費に充てたことを明らかにした。そのうえで「法律に基づいた適正な支出だ」と説明。民主党から道路財源の一部が宿舎建設など不透明な用途に充てられているとの批判が出ていることに応じた。
 国交省によると、職員の福利厚生費として、道路財源の一部を健康診断費やスポーツ用品の購入などに充てているケースもある。いずれも国家公務員宿舎法や国家公務員法で認められている使い道だという。

これじゃ、「道路特定財源」じゃなくて「国土交通省道路局特定財源」だというのはこちらのブログ のご発言。まさにやりたい放題だ、国交省よ。

しかも、こういった充当の仕方が国家公務員法などで認められていると言っている。ほんとうなのだろうか。この件について、他の番組や新聞報道で取り上げているのだろうか。

ちなみに今日の北日本新聞。北日本新聞では2面に、北日本新聞に「来社」した人を紹介する「来社」欄がある。2面では、下の方であるが、「首相の一日」の上に位置する。。一部の人だけ顔写真入りになったり、コメント付きになったりしている。どのような判断でコメントが載ったり、顔写真がついたりするかは不明なビミョーな紹介記事だ。この欄に載るからかは定かでないが、富山県内では役所や学校、その他経済団体などで移動があった場合にこの地元紙に挨拶に行くことが慣例になっているらしい。


今朝のこの欄に、国土交通省北陸整備局企画部長小池幸男氏が顔写真入りで「就任挨拶」として載っていた。新たに富山に赴任し、北日本新聞社に挨拶に来られたらしい。小池氏の「北陸は対岸にアジア、後背地には三大都市圏を抱えている。富山は豊かな自然、食があり、観光面での可能性も大きい」というコメントも併せて載っている。同行者3名の名前まで全部掲載していた。そんな我が社に大挙して来たぞーとうれしそうに載せている場合かと思った。まあ、それはいいとするから、富山が絡むこのネタ、地元紙さん、追跡調査してくださいよ。