4日ぶりの富山

  松山での語用論学会発表を無事終え、大阪での研究会その他もろもろ用事を済ませ、4日ぶりに高岡の家に戻ったところ。時はクリスマスイブだというのに、ホワイトクリスマスでもなく、一時の松山よりも生あったかい富山であった。

 松山での学会報告では、「ジェンダー」が問題になっていることや、行政のジェンダーチェックがいいことのように無邪気にやられているけど規範的な統制になっていることには関心がもっていただけたのですが、「ジェンダー」という外来語を使うことで西欧・英語を権威とすることになっているという点に問題意識があったわたしとしては、アカデミアの関心事とは距離を感じるとともに伝えたいことを伝える努力がもっと必要だと痛感して帰ってきました。

 大阪では研究会をやったり、民博の研究者の方にお会いして刺激を受けたりして充実した時間をすごしました。モンタナからデンバー空港の事故をかいくぐり無事に到着された山口智美さんとも無事にお会いできたのもなによりでした。またまたいろいろとプロジェクトの刷新を企画しました。

 研究会でごいっしょしたみなさま、有意義な報告、刺激的な交流をありがとうございました。フェミニズムとネット活用、市民運動とネット、運動と情報といったテーマをもっと多角的に追究していくためにいろいろと示唆をいただけました。ほんとうにありがとうございました。