久々の大寺幸八郎商店

久しぶりに、高岡は金屋町の大寺幸八郎商店に行って、店主の雅子さんとお話ししてきた。大寺幸八郎商店は、金屋町の町並みを撮った写真には必ず登場するお店です。大寺商店では立派なお庭を観賞できるお座敷でカフェを始めておられた。茶の湯釜名作展も行われていた。立派な釜をみるだけでも大変豊かな気分になれる。6月30日まで開催されているので、お茶に興味のある方もない方もぜひどうぞ。わたしは二代目畠春斉作(確か・・・)の一風変わった形の釜に目を惹きつけられたのだったが、なんと40万円でした。写真がないのが残念です。



わたしが気に入って購入したのは以下のものたち。

前掛けやさんの針山です。なんとこちらは500円というびっくりお値段でした。きれいな小布での手仕事です。おいておくだけでも気持ちが豊かになれそう。

これは、石川県七尾市の和ろうそくです。一つ一つ手描きなんだそう。色のきれいさに惹きつけられました。

最後は爪のやすりです。これもきれい。写真がちょっとぼけててすみません。

気候のいい時期になりました。高岡にいらっしゃる方はぜひ金屋町にも足をお運びください。大正から昭和時代に栄えた町の文化の厚みを垣間見ることができます。わたしは最初に大寺さんのお宅にお邪魔してお座敷やお茶室、お庭や鋳物を見せていただいた時の興奮を忘れることができません。外から見ただけではわからない生活と文化の深みをちょっとだけつかんだぞと思えたものです。言葉が足りませんが、何かを感じられた方はぜひ訪ねてみてください。