マサキチトセさんへの応答、書きました。
「フェミニズムの歴史と理論」サイトでのマサキチトセさんの記事:「フェミニズム」の射程を狭めてしまう「ジェンダーフリー」擁護と、反「ジェンダーフリー」言説について、ようやく応答を書きました。「マサキチトセさんへの応答:「フェミニズム」の射程を狭めてしまう「ジェンダーフリー」擁護と、反「ジェンダーフリー」言説」
こんな内容です。
「ジェンダーフリー」をめぐる保守派からの批判を受けたフェミニズムの対応には、実質的にクイアを排除する面があった。その現状を打開するために考えられる方策は、「男女平等」に戻るというのではなく、新たに「性の二元制」ならびに「異性愛制度」と「男性標準」を標準的なルールとする現在の文化や規範を見直し、「性にまつわるあらゆる形態の差別」を解消するという考え方を打ち立てること、さらに、それについての具体的な取り組みをフェミニズムを支持する人たちが積極的に始めることである。
本日発表された民主党のマニフェストの「こども・男女共同参画」についても、ちょっとつぶやいています。クイア排除ってここにもある、ちゃんと言っていかねば、というようなことです。どうぞよろしくお願いします。