〔注目の記事〕:イラク報道とマスメディア
(季刊『女も男も』2004年春号)http://www.rks.co.jp/pub/onna/next.html
- 信頼できる研究者である彼谷環さん(富山国際大学 憲法論)の以下の記事は、イラク報道についての報道規制が起こりつつあること、それに対して市民はインターネットなどで発信をしようという提起であった。私もせめてネット発信で事の重大性を訴える小さな声の叫びとなりたい。
- 彼谷さんの記事の中では『北海道新聞』や『琉球新報』からの政府批判記事への言及により注目したい。その中には、「政府のみならず、『普通の国』を目指すべきだと考える国民も厳しい問題提起をする」とある。「なぜ北海道の師団が選ばれたのか、なぜ日本はこの戦争を支持し、テロ攻撃で死傷者が増え続けるなかに自衛隊を派遣せねばならないのか。『国民全体が、それを問い、考えなければならない』という『北海道新聞』の切実な問いかけにはちゃんと答えることができないでいる。
- 彼谷さんの提起されている「平和的メディアリテラシー」の一環を私も担いたいと思う。彼谷さん、また教えてくださいね。