2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

世の中と逆行していても自分の確信を信じる

「おくりびと」の原作である「納棺夫日記」を1993年に刊行した「桂書房」は、志と心意気に富む勝山敏一さんが1981年に始めた出版社であり、富山市の町外れ呉羽山のふもとにある。窓に「桂書房」という張り紙があるだけであとはフツーの民家と何も変わらない…

尾山敦子さんのコミュニケーション力セミナーのお知らせ

富山で活躍されている尾山敦子さんのコミュニケーション上手になるセミナーをご紹介します。3月21-22日の「あなたを救うコミュニケーションセミナー」です。限定10人くらいのセミナーとのこと。尾山敦子さんは、コスモ生涯学習アカデミー代表。元KNB北日本…

「おくりびと」で思う「井戸を掘った人」の存在

本木雅弘さん主演の映画「おくりびと」がアカデミー賞ノミネートで沸いている。それは、1993年に富山の桂書房から世に出た『納棺夫日記』が元になったものと言われる。桂書房は、富山市の町はずれの民家を会社にしている小さな地方出版社だ。「出版の志を地…

アジア学会に参加します

山口智美さん、荻上チキさんがすでにお知らせされていますが、3月26-28日にシカゴで開かれるアメリカアジア学会のパネルに参加する予定です。 ”Gender-free Backlash on the Internet and Beyond: National Politics and Feminism in 21st Century Japan”と…

小林多喜二はなぜ女性にとって近寄りがたいのか

ノーマ・フィールドさんの『小林多喜二』本の感想をノーマさんに伝えたら丁寧なお返事をいただいた。それについてはまだ考えがまとまらず書けないのであるが、やりとりしている中で一つわかったことがあった。 それは小林多喜二は、社会でもっとも痛みをかぶ…

富山県出身首都圏若手ネットワーク(acoico)

こんな催しがあるそうだ。 富山県出身首都圏若手ネットワーク(acoico)が、 2月11日(水)17:30~20:00 外国人記者クラブ(東京・有楽町 有楽町電気ビル北館20F)に、 富山ゆかりの人、富山を愛する人で、会の趣旨に賛同する人を集め、交流会を開きます。 2月…

ノーマ・フィールドさんの『小林多喜二』を読む

「多喜二さんへ」「ふたたび多喜二さんへ」という呼びかけになっている「プロローグ」と「エピローグ」で読者は一気に小林多喜二が身近な人になってくる。それまではわたしにとって(おそらく多くの人にとっても)死に方が有名すぎて「生身の人間」の部分が…

NHK「点字ってこんなにおもしろい!」は今晩8時から

国立民族学博物館の広瀬浩二郎さんからお知らせをいただいたNHK「点字ってこんなに面白い!」は、今晩8時からです。 2009年は点字の考案者、ルイ・ブライユの生誕200年。もともと点字はフランス革命のころ、闇の中でも声を使わず交信できる暗号が基礎…

とほほな一日(いや毎日かも・・)

きのうは、とほほ3連発だった。一番のとほほは、よそで財布を置き忘れたこと。しかも、気付いたのは忘れた時点から4時間後という、唖然とほほぶり。。しかし、神は見捨てなかった。というか親切な学生さんが届けてくださっていて無事大学図書館で保管してく…

近代初期建築の保存

*近代初期建築の保存 高岡市に本丸会館という建物がある。かつては市役所としても使われていた。今は、市電が走る街の代表的な建物の一つである。市民にとっては思い出の深い建物の一つである。こちらのサイトの写真がナイスショットです。 この建物を取り壊…

富山県男女共同参画計画の控えめすぎる目標

*富山県男女共同参画計画の控えめすぎる目標 久しぶりに、富山県の男女共同参画政策を調べてみた。3年後、7年後の目標値が、あまりに低い上昇率にとどまっているのがちょっとさみしい。。「男女共同参画」って意味不明なことばを導入する際に、一定程度政策…