アジア学会に参加します
山口智美さん、荻上チキさんがすでにお知らせされていますが、3月26-28日にシカゴで開かれるアメリカアジア学会のパネルに参加する予定です。 ”Gender-free Backlash on the Internet and Beyond: National Politics and Feminism in 21st Century Japan”という題です。
シカゴのパネルは、サントリー文化財団から「メディアイベントとしての『ジェンダーフリー論争』と『男女共同参画』の未来」研究プロジェクトに研究助成いただいているので旅費等サポートがあり出席できることになりました。記してお礼を述べます。
思い出すと、2007年7月に、シカゴ近郊で開かれた全米女性学会のパネルに参加した祭には、このアジア研究学会The Association for Asian Studies から旅費のサポートをしていただきました。そのアジア学会に参加できるのもまたご縁だなと思います。
ローレン・コーカーさん、山口智美さん、荻上チキさん、小山エミさんとごいっしょに発表し、シカゴ大の社会学者山口一男さんが討論者、司会です。ワーク・ライフ・バランス政策にお詳しく、また、『ダイバーシティ』など多彩なご著書もある山口一男さんに初めておめにかかれるのが楽しみです。前エントリーで書いたシカゴ大教授ノーマ・フィールドさんともシカゴでお会いできると思うのでとても楽しみです。
SESSION 188. 2:45 P.M.–4:45 P.M.
Michigan B, Level 2
Gender-free Backlash on the Internet and Beyond: National Politics and Feminism in 21st Century JapanChaired by Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
(Un)making Sense of “Gender-free” and “Backlash”
Tomomi Yamaguchi, Montana State UniversityFreedom from What? Definitions of “Gender” in the Gender-free Controversy
Lauren Kocher, Independent ScholarInterrupting the “Gender-free” Backlash on the Internet: Political Implication of “Sociality of Connectedness” in Japanese Cyberspace
Chiki Ogiue, Independent ScholarConvergence of Xenophobic Uprising and Feminism Online: Japanese Internet Users’ Responses to Mainichi Shimbun’s Denigrating Depictions of Japanese Women and Girls
Emi Koyama, Independent ScholarGender Equality Measures and the Politics of Implementation at the Local Level
Masami Saito, Toyama UniversityDiscussant: Kazuo Yamaguchi, University of Chicago
アブストラクトは「グローカルフェミニズム研究会」ブログにありますので、ご参照ください。
わたしは、毎度ですが富山という地方における男女共同参画政策がどうなのか、に焦点をあてた話になります。富山県が始めた男女共同参画推進員制度について議論すると思います。
この原稿を書いているのですが、その前に某誌に寄稿する書評もあげなくてはならず、このところ英文書きに四苦八苦の毎日です。そういえば、今年行ったスキー場は外国人で賑わっており、英語を話す機会には恵まれました。ただー、英文書きにはどれだけ役に立ったんだろうか。。