「ジェンダー」概念の普及と女性学、行政、女性運動の関係
- 日本で「ジェンダー」という用語(概念)は、いつ頃、誰によって持ち込まれ、どのようにして普及したのだろうか。国立女性教育会館の情報データベースの新聞記事検索を用いて、新聞記事にみる「ジェンダー」普及の展開を調べた。1989-2005年まで、新聞記事で「ジェンダー」がどれくらい使用されているかのグラフ、ならびに女性運動、行政、女性学、保守派など「ジェンダー」概念に関わりのある動きを時系列に書き込んだ年表も山口智美さんと開設している「ジェンダーフリー」概念と女性運動、行政、女性学のサイトにあげました。
- 「ジェンダー」が日本社会でどのように用いられてきたかに関心がある方は、http://homepage.mac.com/saitohmasami/gender_colloquium/B.htmを訪ねてください。「ジェンダー概念の2つの波」や、「ジェンダーという用語の使われ方」など考察した原稿をあげています。
- 山口智美さんのブログで、なぜ「ジェンダー」を調べてみることにしたか、「ジェンダー=社会的、文化的性差」への違和感が発端だったということを書いておられます。。トラックバックしてあります。http://diary.jp.aol.com/applet/mywny3frv/132/trackback