2002年からの「ジェンダーフリー」批判

  • 2002年時から山口さんらと「ジェンダーフリー」批判をしてきましたが、その時は無視され続けてきました。昨年11月頃の『We』誌上に山口さんの論考が載り、12月に東大上野研の「ジェンダーコロキアム」で企画を提案しそれが通り、問題提起の集会を持つことができました。
  • もはや2年前の議論となり、歴史的資料と化していますが、改めて保存していた原稿の中からようやく探し出しました。スーパーディスク読みとり機のトラブルもあり苦労しましたが、ようやくアップできました。よかったらご覧下さい。ここをクリックください。
  • {B 女性学と女性運動を考える資料 1) 「ジェンダーフリー」概念、ジェンダーフリー運動について]の項のうち、「ふぇみん」掲載原稿2編と、『朝日新聞』投稿したけど載らなかった原稿です。『ふぇみん』は、この時、「どう立ち向かう女性政策バッシング」という特集で、橋本ヒロ子さんが「『バックラッシュ』には幅広い連帯行動が必要」という主張をなさっています。その同じ号で私が「『バックラッシュ』と呼びたくない理由」などと題で書いたものですから、そのタイトルを変えられてしまいました。その後、それでは意味が通じないと担当だったMさんに抗議して、再度執筆し、掲載されたのが11月25日号の「ジェンダーフリーより積極的格差是正策を」という記事だったと記憶しています。
  • 「ふぇみん」は、9月25日に「ジェンダーフリー」政策に強まる反動的な動き各地で」という見出しで「男女行動参画バッシング」について書いておられます。「バックラッシュ」については囲みコラムで、スーザン・ファルーディの本のことなど紹介されています。私はこのように「バックラッシュ」を強調することに疑問を持っていたのでした。