『追跡 空白の占領期』と明治生命館

discour2007-08-20

15日にKNB北日本放送で『追跡 空白の占領期』という番組をやっていた。これは昨年放映された『空白の占領期』の続編だったようだ。内容は去年の番組と重なるところが多かったが、いずれにしろ占領期富山の状況の一端を明らかにするKNBのヒット作であった。

週末に東京に行くことがあったので、新丸ビルや丸の内中通りを歩き、皇居前の明治生命ビルに行った。ここは明治生命館として保存されており、説明を読むと戦後占領軍に摂取されていたとあった。ああ、ここが戦後5年間シベリア抑留されていた父が東京の占領軍に呼び出されていた場所だ、と感慨深かった。父は富山電気ビルにある占領軍だけで済まず、東京まで2度ほど呼ばれたといっていた。対応は紳士的だと言っていたが、シベリアで通訳の仕事をやっていたことと、帰されるのが遅かったのでスパイ嫌疑をかけられたたのだろうと言っていた。とてもスパイとしてはやっていけないような人であるのだが、、。

新しい携帯カメラはフラッシュがついていないのであまりよくとれていませんが、明治生命館の内部の一枚つけておきます。