2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『世界日報』の間違ったジェンダー概念

数ヶ月前から、『世界日報』から頼まないのに定期的にニュースが送られてくるようになった。昨日送られてきたのには、「ジェンダー」や「ジェンダーフリー」について書いてあったが、とんでもない代物であった。 アメリカでは「ジェンダー」とは「男女の性を…

*『世界』4月号「ジェンダーフリー」特集(タイトル変更)

昨日のブログで朝日新聞富山版「随想 とやまの目」に、1970年秋朝日新聞都内版で「ウーマンリブ」記事を頻繁に企画、執筆された蜷川真夫記者のことを書いた。ところで、細谷実氏が以下のようにお書きである。 「70年代に日本全国において澎湃と起こったウー…

学校現場における性差別:性別職務分離

本日の「随想とやまの目・ジャーナリズム」が、朝日新聞同欄を私が担当する最後の回であった。それを読んだ私の高校時代の恩師から電話をもらった。そして伺ったのが富山県の教育現場における女性教員への性差別待遇の数々であった。すでに退職された先生で…

2002年からの「ジェンダーフリー」批判

2002年時から山口さんらと「ジェンダーフリー」批判をしてきましたが、その時は無視され続けてきました。昨年11月頃の『We』誌上に山口さんの論考が載り、12月に東大上野研の「ジェンダーコロキアム」で企画を提案しそれが通り、問題提起の集会を持つことが…

桑名市の「男女平等をすすめる条例」は廃止されていない

3月17日の当ブログにコメントいただいた桑名市条例について、読みづらいので新たに項を立て直して書きます。 17日のところでいただいたコメントから引用します。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 みどり 『バックラッシュについて、『We』2.3月号の橋本…

柳本佑加子さんの講座

昨日3月16日、高岡市男女平等推進センターでスクールセクハラ全国ネットの柳本佑加子さんの講座が開かれた。ラッキーなことにホワイトリボンキャンペーン日本の辻雄作さんも同行してくださった。 DVやセクハラがなぜ起きるのか、を家長サークルの集まりであ…

山口智美さんの「ジェンダーフリー」をめぐる論考アップしました

「ジェンダーフリー」を再考しようと言うと、よくある反応が「わたしは、ジェンダーフリーという用語を使って来なかったんですが・・」という枕詞で反論される方が多い。山口智美さんが書かれた『「ジェンダーフリー」をめぐる大混乱』では、そのことについ…

*ゲイや男性からの動きに期待したいなあ

〈id:using_pleasure〉さんのトラックバックについて、とても共感したので引用させていただく。 男の側が男の立場からアンチ・ジェンダーフリー陣営を批判するということはあまりなく、多くの男たちは「フェミニズム」という虎の威を借りて、あたかも自分こ…

*女性学の権威主義

女性学の権威主義(HPの「女性学・行政と女性運動のサイト」に掲載したものを再掲します。) 日本女性学会の『学会ニュースレター』101号(2005年2月)で、伊田広行さんが「ジェンダーフリー概念を捨て去るという退却戦略は有効か?」という記事を書いてお…