2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっとした補足

前エントリーで細谷実さんが「男と女は異質ゆえに相互補完的」という考え方にとらわれすぎておられると書いた。なぜ性別特性論にこだわることがまずいのかについてちょっとだけ補足させていただく。こだわっていないという反論もあろうかと思うが、いくら相…

細谷さんの「ジェンダー平等」論へのつっこみ

ご縁があって、「I 女のしんぶん」(発行:I女性会議)をとることになった。今日しんぶんが初めて届いた。2月25日号である。一覧して思ったのは、「ジェンダー平等」ってことばと「ジェンダー・バッシング」「バックラッシュ」ってことばが紙面にあふれてい…

「女一揆」を女性運動と呼ぶ理由

米騒動を「女一揆」と呼ぼうという話の中で、彼女たちの運動も「女性運動」だと認識しているということを書いた。しかし、わたしが富山湾沿岸における1918年の「米騒動」を女性が主役として担ったから「女一揆」であり、「女性運動」の列に加えよというので…

沖縄米軍事件における「少女」呼称の意味

tummygirlさんがレイプと欲望の否定で書かれている以下のことに同感である。 沖縄の負担について考えないわけではないけれども、積極的に何かをしてきたわけではない。性暴力について考えないわけではないけれども、目につくあらゆる性暴力について発言する…

世界遺産の村の酒蔵で蔵出し原酒を呑む

米騒動話については、コメントありがとうございました。「女性主導の運動だかられっきとした『女性運動』だ」という主張に見えたようですね。それがどっこい、そうではないのです。これについてはちょっと時間をいただいて次のエントリーとします。お待ちく…

世界遺産の村の酒蔵で蔵出し原酒を呑む

米騒動の話その3 米騒動と「女性運動」

米騒動の話その3です。コメント欄でさっそく、appuappuさんから「3.米騒動は、「立派な」女性運動につながっていないのか?・・・は、どうなのでしょう? 彼女たちとフェミニズムとは、どうしてもワタシの中で結びつかない。続きのエントリー待っています。…

米騒動の話その2 「女一揆」と呼ぼう

今日は、米騒動話その2です。あわてたのですが、今朝の北日本新聞に「魚津で米騒動フォーラム 女性の連帯誇りに 『女一揆』の意義紹介」という記事が掲載されていました。この記事は、大正七年の富山で起きた米騒動に関しては「女一揆」と呼ぼうと提唱した…

米騒動話その1ー「主婦」の哀願運動か

昨日の魚津でのフォーラム’08米騒動の第8回研究会は、寒い冬の夜にもめげず3−40名ほどのご参加がありました。慣れない話に四苦八苦する私でしたが、みなさん熱心に聞いてくださり感謝、感謝です。魚津の方達は米騒動についてはアツイのです。主催されてい…

富山県魚津で米騒動、もとい「女一揆」の話をしてくる

太平洋側も荒れているようですが、日本海側の富山も時雨ています。風もひゅーひゅー言っています。しかし、これから魚津市大町公民館で開かれる第6回「フォーラム米騒動」で話をしにいきます。 ”米騒動VS女一揆――「米騒動」は「立派な」女性運動につながって…

偽装ネーミング

中国ギョーザ中毒ニュースをみて、安全・安心を謳って商売しているCO-OP生活共同組合の商品が消費者を欺いている「偽装ネーミング」であることが気になった。「CO-OP手作り餃子」や「CO-OP本場中国肉餃子」というネーミングは、いかにも消費者を騙している。…