2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ユーアイふくいの図書問題

わたしもしばしばお邪魔したことのある福井県生活学習館ユーアイふくいhttp://www.manabi.pref.fukui.jp/you-i/の図書選定に関する問題で、上野千鶴子さんらが裁判を起こすという報道が朝日新聞などでなされているようで、気になっている。 http://www.asahi…

「”うつ”はジェンダー問題」その2

嗚呼女子大生活の「女性の静かな抵抗ーうつを政治的に読み替える」http://d.hatena.ne.jp/chidarinn/20060725/p2を読んだ。うつを「女性の抵抗」とみなす見方にはっとさせられた。まず、うつを「政治的に読み替える」という主張に賛成である。さらに、うつを…

”うつ”は、ジェンダー問題

知らなかったが、女性は男性の2倍うつになりやすいそうだ。http://www.nhk.or.jp/heart-net/wide/index.html#utuNHKでたまたま「女性の”うつ”」をとりあげて、現在”うつ”進行中の女性や経験した女性が登場していたのでつい引きつけられてみてしまった。この…

住民ディレクター制作の番組、ネットにアップ

本日放映されたチューリップテレビ、住民ディレクター制作の番組、さっそくネットにアップされていることをmoosanから教えていただきました。(詳しくは前のエントリーを参照ください) ぜひ新保さんの力作をご覧下さい。http://toyama.shiminjuku.com/home/…

「うちの子――自閉症という障害をもって」

関連でテレビネタを続けます。JNNネットワーク大賞報道・ドキュメンタリー部門を受賞した「うちの子――自閉症という障害をもって」を数日前の深夜(12時半から1時半)同じくチューリップテレビで偶然見て、感激しました。http://www.rkb.ne.jp/hikari/ RKB…

チューリップテレビの住民テレビという番組

富山にチューリップテレビというTBS系の民放局があります。そこでは昨年より、希望した市民が自分で番組を制作して放映できるという「住民ディレクター」制度を設けています。何かを撮りたい、番組をつくりたいという熱い気持ちさえあれば応募できるとい…

「正統派理系フェミ」サイト、祝オープン!

バックラッシュ・キャンペーンサイトで話題になっていたnorisansunがついにブログ開設されました。http://d.hatena.ne.jp/norisansun/タイトルは「骨まで愛して日記」だそうな。自然人類学でフェミニストでもある著者によるいわば「正統派理系フェミ」サイト…

緊急アピールについて

市川房枝記念会職員解雇の件に関する緊急アピールがふぇみにすとの論考に載っています。http://d.hatena.ne.jp/yamtom/20060716を参照下さい。(下段にもトラバがあります)問題がどこにあり、どう対応したらいいかがわかります。 わたしも市川房枝記念会職…

女性行政の方向性への疑問(文部科学省の場合)

mikikoさんが女性センターのあり方への不安を書き込みされたことから考えたことです。あるメルマガからの情報で、「文部科学省では、職業上の経歴のみをキャリアと捉えるのではなく、生活のあらゆる領域・段階での経験を通して獲得される包括的な「力・ポテ…

市川房枝記念会の解雇問題

友人の山口智美さんのブログふぇみにすとの雑感@シカゴhttp://diary.jp.aol.com/mywny3frv/273.htmlで「市川房枝記念会・労組組合員を解雇」という記事が書かれていた。私は、市川房枝記念会の会員でもあるので、記念会が入っている婦選会館が耐震診断の結…

女性は男性より老化速度が急速?

7月8日の日本学術会議の性差論で一つ具体的な話で参考になると思ったのが、大内尉義氏「性差医療の可能性」のなかで、「女性の平均寿命は男性に比して長いが、健康寿命*1は短い」ということだった。平均寿命は男女差が広がって来ており、現在では約7歳の…

「身体・性差・ジェンダー」つづき

大隅典子さんhttp://nosumi.exblog.jp/3379062/から当ブログの学術会議のエントリー「身体・性差・ジェンダー――生物学とジェンダー学の対話」http://d.hatena.ne.jp/discour/20060708をリンクいただいた結果、生物学、生命科学系に関心あるみなさまに当ブロ…

あっぷあっぷさん、ブログデビュー

本ブログのコメント欄で活躍してくださっていたあっぷあっぷさんが過日ブログを開設されました。本日えんとりーでは、もろもろバックラッシュ(場クラッシュ、ともいう)を笑い飛ばそうと様々なグッズを一挙公開されています。よかったらどうぞ。http://d.ha…

領域を横断する議論

7月9日(日曜)お茶の水女子大学でCOEがらみの「英語圏ジェンダー理論/表象研究会」第7回文献検討会Donna Haraway, ”Simianss, Cyborgs, and Women: The Reinvention of Nature”(『猿と女とサイボーグ――自然の再発明』(高橋さきの訳、青土社)という竹村…

日本女性学会への質問状とお返事

日本女性学会宛に、以下のような質問状を5月31日付けで送付しました。 6月17日に到着した回答の概略とともに、紹介します。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私どもは日本女性学会の会員として、学会ニュースを拝読させていただいておりま…

追記

これについては、以下で講演録がアップされたようです。ご参照下さい。(2006年8月17日)http://www.medical-tribune.co.jp/ss/main.html

学術会議「身体・性差・ジェンダー」

日本学術会議主催で開催された「身体・性差・ジェンダー――生物学とジェンダー学の対話」という公開講演会に出席してきました。みなさまだれにでもわかるようにお話になられたのはとてもすばらしいと思いました。対話はう〜ん成立しなかったような気がします…

「日本女性学会&イダ氏議論関連リンク」

フェミニストの雑感@シカゴhttp://diary.jp.aol.com/applet/mywny3frv/260/でアップされています。ご参照ください。

上野千鶴子氏からの応答とわたしの主張

http://d.hatena.ne.jp/discour/20060703上野インタビューについての感想その2 リブとの対比論でのわたしの主張に対して、上野千鶴子氏からの応答がメールを通じてありました。ここに転載されることは自由とのことですのでアップします。わたしはこれでも納…

2006-07-03 上野インタビューについての感想その2 への応答

上野氏からお返事が来ているので追って、わたしのコメントと共に上げていきます。諸般の事情があってこちらのエントリーを先にいたしました。

追記

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060707で体制維持に利用される女性学、もしくはバックラッシュ論争なんて業界の人にしか関係ないというエントリーで本エントリーに言及してくださっている。わたしは、「フェミニズムは体制維持の政策や行政と仲良くした…

富山の女性運動(2)ー80年代以降草の根的動き

わたしが女性運動と行政との関係にしばしば言及するのは、富山での草の根的女性運動出身であることが影響している。わたしが富山に移り住んだ1980年頃の富山では市民運動といえば女性運動より、消費者運動、反原発運動などの反体制的な市民運動が盛んだった…

上野インタビューについての感想その2 リブとの対比論

きのうのエントリーでは、「場クラッシュ!」という新語をこさえてしまい、そっちで人気取りをはかってしまったきらいがある。しかし、前に6月30日のエントリーで書いたように、「上野氏がいう「ジェンダーフリー」批判や「ジェンダーチェック」批判はだれの…

上野千鶴子さんからの応答―「ジェンダーチェック」批判について

6月30日のエントリー「草の根フェミ」による「ジェンダー・チェック」批判とは?において、『バックラッシュ!』本における上野千鶴子氏の言及に疑問を呈しました。ブログに書いても上野さんはご覧にならないかもしれないと思い、直接上野さんにメールでお知…

村谷三樹夫Goy工房手作り家具展――「よへさ」にて

今日から高岡市伏木地区のスペース”よへさ”にて、村谷三樹夫Goy工房手作り家具展を開催しています。7月9(日)までで時間は、11:00〜18:00です。村谷さんとは家族ぐるみの20年にわたるおつきあいで、村谷さんの家具はわが家図書館の壁面いっぱいの本棚、ティ…