2004-01-01から1年間の記事一覧

「女性議員増えぬ日本、世界の例外」

今日の『朝日新聞』の「私の視点・ウイークエンド」面に岩本美砂子さんが「女性議員増えぬ日本、世界の例外」という投稿をしておられる。参院選で女性は121人中15人とわずか8%にしか達しないこと、それが世界的に主流となっている女性候補を一定数義務…

補足:「雌伏」のメタファーと「軍事化された男らしさ」(シンシア・エンロー)

「ふぇみん」8月15日号に、シンシア・エンローの「軍事化に利用される男らしさ・女らしさ」という記事をみつけた(ちなみに、8月15日の「ふぇみん」は、ジェンダー表象に興味を持つ人にとって参考になる記事満載であった)。 ブッシュ政権がどうしてあれ…

*【マスメディア】「雌伏」という表現

「雌伏の夏ー野党の挑戦」:本日の『北日本新聞』2面の記事見出しである。おそらく共同通信かどこかの配信記事であろう。このまえの参議院選挙で負けた社共の「護憲」野党が「雌伏の夏」を送っているという内容であるが、見出しの「雌伏」にどうもひっかかる…

オリンピックの開会式と男女の整列

開会式を放送しているところ。ほとんどのところは男女混合だが、はたして日本はどう出てくるだろうか。男は先、女は後なんだろうか。それとも混合かな。

*東京都の男女混合名簿見直し:続き

きのうのブログで書いた標記の件、本日の新聞でも(確か朝日だったような・・)見ました。必ずしも決まったのではないような書き方だったと思いますが。アドバルーンあげてみたのかも? きのうこの件についてちょっと書いたら、熱心な書き込みをいただいてち…

東京都男女混合名簿廃止への巻

東京都が男女混合名簿を廃止することに決めたというニュースが流れた。以下参照ください。 これは、男女平等の観点から進められた施策ではなかったのでしょうか。どうして急になんでも「ジェンダーフリー」という定義のあいまいな言葉に依拠しているという理…

*女子サッカー「なでしこじゃぱん」

女子サッカーの代表チームの名前「なでしこジャパン」ってどう思います? ステレオタイプばりんばりんの「やまとなでしこ」ですね。わたしはちょっとあきれて、これパロディでしょ、と思ってました。それについてはともみさんのブログにも書きましたが、、。…

*ゆる体操

通っているフィットネスジムでオイル・マッサージを受けているK先生から、あるとき「ゆるダイエット」のことを伺った。肩こりがひどい私にはちょうどいい体操ですよ、と。 本屋に走ってCD つきの本を買ってきてやっていた。なんだかよさそうな気がした。…

*瑞龍寺のライトアップ

私の住む高岡市では今七夕の真っ最中で町はにぎやかな風情を見せている。それと連動した行事だと思うが、瑞龍寺でライトアップが行われている。3日間それぞれ異なる色彩で浮かび上がらせるのだという。歩いて行ってみようと思う。これまでもちらりと見たこと…

メディア・リテラシー講座

きのう武生市の男女共同参画センターで開かれた、NPO法人たけふ男女平等推進協会主催事業「ジェンダーの視点からのメディア・リテラシー講座〜地元企業のCMづくりにチャレンジ!」に行ってきた。地元企業5社がスポンサーとなって高校生や大学生など若い人…

*メディア・リテラシー講座

ミシガンに住む友人の山口さんのブログでwal-martの集団訴訟のことについて書いているが、日本でも集団訴訟という制度があれば、パート、バイトで使い倒されている多くの日本の女たちも少しは救われるのではないかと思う。また、こんなにひどくパートや非常勤労働を搾取することが文化として認められることはなかろうと思うのだ。じゃあ、日本での搾取はどう変えられるか。どなたかいい知恵ないですか。

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eセンタープロジェクト

今日夕方、高岡市男女平等推進センター交流室にて、eセンタープロジェクトの閉会式が行われるので参加する予定である。eセンタープロジェクト(巴陵嘉子代表:右の写真はあいさつする巴陵さん)は、高岡市の男女平等推進センターオープンする7ヶ月前の昨年8…

*eセンタープロジェクト閉会式

上野千鶴子・信田さよ子『結婚帝国』を読んだので、追って感想を書きますね。

へえっと思って読んだのは、フェミニズムがポスト均等法世代に届かない理由について。上野さんが自分達の世代だと「選択肢がありませんでした。女はまとめて差別されたから、まとめて連帯するしかなかった。利害の共有があり得たんです。ところが今は、なま…

佐渡のまぐろ

お寿司をしようとして刺身を買いに行ったら佐渡のまぐろがあった。スペインの畜養と2種類買ったので、佐渡産の方を、これは曽我さんの佐渡でとれたまぐろだよ、とみんなに進めた。ちょっと若いまぐろだった。日本海は夏にマグロがとれるのですが、ご存じだ…

*女性の庭師、佐渡のまぐろ、『結婚帝国』

今日は、日常生活雑感について、である。 庭の樹木がすごい茂り、年に一度の剪定の時期を迎えた。いつも頼んでいる造園の方が3人来られた。年配のおじいちゃんって感じの庭師の方はもうおられなくなり、3人の構成は50代女性のボスと20代イケメン男性弟子…

*HPへのアクセス数5000に

HP再開、27日目にしてアクセス数5000に達した。Yahooに登録されるまでは知人のみの訪問だったのに、その後来て下さる方が全国からに広がったようだ。みなさま、来ていただきどうもありがとうございました。 ジェンダーや性差別問題にしっかりと取り組む…

【WEB】ブログのおもしろさ

ブログにはトラックバックがあるからおもしろいという意味がようやく少しわかりつつある。今日は曽我さんのことを書いたら、LIVEDOORのニュースのサイトに関連ブログとして掲載されたらしく、そっちから飛んでこられた方がたのご訪問があったりして、私とし…

*曽我ひとみさんの抱擁シーンと夫婦別姓

曽我ひとみさんが夫のジェンキンスさんとジャカルタで再会した場面は日本のテレビや新聞で繰り返し繰り返し報道された。あの抱擁シーンには「驚いた」「曽我さんから積極的にしたことだ」とか私が通っているジムでのロッカートークでももちきりだった。『週…

*少子化、台湾もとコメディ・バレー団を支持した日本女性

表題は、今朝新聞で切り抜いた記事2つ。台湾の少子化(合計特殊出生率)1.24(2003年)で日本を下回るっているという(『朝日新聞』)。結婚しない女性が増えているって書かれていたが、女性だけでなく男性も結婚しなくなっているんだろうが、、。 ともかく…

*ジェンダーについて

前のジェンダー論議に山口さんから以下の書き込みをいただきました。 『アカデミアのコトバ化された「ジェンダー」の意味が、実はアカデミア内でも共通理解がどこまであるのか、という状態なのも問題かと思います。「ジェンダー・フリー」ってのはもとは造語…

*ジェンダーについて再び

7月14日にミシガンの山口さんから以下のようなコメントをもらいました。 「「基本法」自体、やっぱり議論がないままに通ってしまったのも問題だったよなあと今更ながらに思います。とくに前文、「一方、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社…

サイトへの新しい情報:メディア・リテラシー講座

福井県武生市男女共同参画センターのメディア・リテラシー講座(地元企業のCM制作をやってみよう)の受講生を募集していることをwhat's newにアップしました。7月31日まで募集中です。女性センターで地元テレビ局とタイアップして番組制作ができる講座は、…

アクセス・カウンターでカウントされるアクセス数が昨日は1日で429にも達した。これまでは300くらいだったのに増えていた。どうしてだろうか? 

Yahooに再登録されたのが7月13日。それから1週間は目立つ”New!"マークがついていたが、それがどうやら1週間たってはずれたみたい。それなのにアクセス数の方は増えていたのが不思議。もちろん、これは見に来て下さった方の数ではない。みてくださったペー…

サイトの整理

親元サイトの目次を整理しました。まだ、うまく整理がついておらず継続してみやすくしていきたいと思っています。

ジェンダーについて再び

東京のHゼミの集まりで、「ジェンダー」を検索語として私のHPを訪問される方が多いことについて話しました。その折り、ジェンダー・バッシングの動きと絡めて話したのですが、ちょっと正確さに欠けていたので訂正します。 私のサイトに訪問して来られる方…

*研究会と懇親会

お茶大で開かれた「健康・セクシュアリティとジェンダー」研究会に出席した。「健康とジェンダー」本第三弾の編集会議で、「女性」「男性」の身体や健康をジェンダー・パースペクティブで読み解いた論文についていろいろと議論を重ねた。新しい領域にさまざ…

〔注目の記事〕:イラク報道とマスメディア

彼谷環「自衛隊イラク派遣にめぐるメディアの報道??いまだ見えない派遣の意味と、すすむ報 道規制」 (季刊『女も男も』2004年春号)http://www.rks.co.jp/pub/onna/next.html 信頼できる研究者である彼谷環さん(富山国際大学 憲法論)の以下の記事は、イラ…

〔新刊本の発行期日〕

Japanese Language, Gender, and Ideology: Cultural Models and Real People (Studies in Language and Gender), Shigeko Okamoto , Janet S. Shibamoto Smith,eds, Oxford University Press. 私もレビュー論文を書かせていただいている上記の本は、9月に…